「rooms34」出展を終えて

変わりやすいお天気ですが、忙しく春の支度をしているように感じると愛おしくも思える、

今日この頃です。皆さま、お元気でお過ごしでしょうか。

さて、今回は前回のブログでお知らせいたしました「rooms34」の出展が無事に終わりましたので

そちらを振り返り、写真を交えてお伝えします。

今年は昨年に引き続き2回目の出展でした。

こちらは全体の様子です。

ちなみに上の写真の、右下あたり(実演台)に座っているのが、中原恵峰です。

今回展示したものはこちらです。

浮立面です。浮立面は佐賀県伝統的地場産品に指定されております。

そして、上の写真の反対側が下の写真です。

兜、鯉、ムツゴロウ、ふくろう、猫たちです。順に少し言葉を添えますと、

兜は本来のものからイメージされる「強さ」の中に、全体のフォルムや細やかな彫刻から「優しさ」

「繊細さ」を表現しております。端午の節句の飾りとして、贈り物にしても喜ばれます。

鯉は故事「鯉の滝登り」にちなみ、勢いよく滝を登る様を表現したものです。

ムツゴロウは有明海のシンボルとも言える人気者です。

ふくろうといえば、「不苦労」「福来郎」とも当て字がされる縁起の良い鳥です。

猫は今回の展示会のために制作しました。それぞれのポーズや表情を楽しんでいただきたいです。

それらの展示物の真横にて、浮立面 彫刻の実演をいたしました。

しばらくご覧になり、時間を過ごされる方も結構いらっしゃいます。

今回の「rooms34」では昨年の「rooms32」とはまた違った貴重な出会いもありました。

特に、恵峰のこれまでの歩みについてまで熱心に耳を傾けていらした若い方々には、

こちらが勇気づけられる思いにもなりました。

まさに「一期一会」でございました。

皆さま、ありがとうございました。

中原恵峰工房

佐賀県鹿島市で県指定の伝統的地場産品である浮立面をはじめ、ムツゴロウ・兜・お雛様・菓子型など様々な木の彫刻を創っております。

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